今回は住之江区にある「敷島交通様」のインクジエットシートテントの張替工事をさせていただきました。

インクジエットシート7のテントは日の当たる場所によって色落ちが全然違うので、設置する際にはお客様にご説明する必要があると思います。

今回の作業の流れとしましては、

①現状のテントの生地を外します。

②展張する際に生地に汚れとキズがつかないように、きれいにパイプの汚れをとっていきます。

③生地を展張して工事完了。

 

まずはこちらが現状の写真です。

むかって左側の生地の色落ちが激しかったですね。

パイプも少しサビがあったので、生地を外していく際に汚れやサビがおちてもいいように、しっかり周囲を養生してからの作業となりました。

①では生地を外していきましょう。

少しロープを外してみるとボロボロと鉄の錆が落ちてきました。

養生をしていてよかったです・・・笑

この養生テープで囲っている場所には小さな祠があったので、神様に汚れがつかなくてよかったです。

工事が無事終わるまで守ってください・・・笑

ではどんどん外していきましょう。

まずは一枚きれいに外すことができました。

②外せたらパイプの汚れとサビを落としていきましょう。

今回の生地の仕上がりはパイプに生地を巻き込んで、周囲のロープが見えない形の仕上がりとなっていました。

生地もインクジエットシートのテントなので、広告看板のように大々的に宣伝できるようなテントの仕様になっています。

昔は手書きの職人さんが書かれてたりしていましたが、その次はカッティングシートでテントの生地にシールを貼っていくかたちになりました。

そして今主流になっているのが、テントの生地自体にインクを吹き付けて、テント生地に印刷をかける「インクジェットシート」が流行しております。

見栄えもいいですし、グラデーションがかかった色味や写真も印刷できるので、時代に合わせて広告効果が変わってきていると言えますね。

今回の生地はターポリンといわれる生地なのですが、このほかにも

メッシュターポリン網目状のターポリンで穴があいているため、軽くて扱いやすく大型広告幕などによく使われる商品です。

軽量ターポリン」軽くて薄いターポリンで、強度を要求されない場面で活躍

・「遮光ターポリン」中層に黒色の生地が入っており高い遮光性があります。裏野文字透けを防ぎたい時や両面表示の時に使用されます。

・「ポリウレタン樹脂 クリアコート加工」各種ターポリンに最適な加工で耐候性と耐擦過性があり、生地表面の劣化を防いでくれます。

・「フッ素樹脂 クリアコート加工」各種ターポリンに最適な加工で樹脂の中でも一番耐候性に優れ、耐擦過性があり、生地表面の劣化を一番防いでくれる商品です。 お値段はやっぱり一番高いですが、一番長持ちする商品です。

まだまだこの商品以外にもたくさんのインクジェットシートの種類があるので、活用する場面によって使い分けることが大事ですね。

 

余談はさておき、工事の内容の続きにもどりましょう・・・

③では生地を展張していきましょう。

正面から見るとこんな感じです。

前回のテントとデザインも変わっていますね。

内側からの作業風景もこっそり撮影しておきました。笑

H鋼の上に乗りながら、細い隙間にロープを通して生地を展張していきます。

なかなか細かい作業で、生地も印刷をかけたターポリンの素材なので思ったより生地の伸びが悪く、しっかシワなく張るにはロープで力いっぱいシワが出る方向を考えながらシワなく張っていきました。

側面側も張っていきましょう!!

こちらの生地も先程と同じように内側からロープを巻いて、右側のようにシワなく生地を張っていきましょう。

ピンピンにシワなく張れましたね!

パイプのサビもあったので、そこからシワが入りやすくなっており、全体的に生地を展張してもシワが出る可能性がありましたが、シワひとつなくきれいに仕上げることができました。

完成写真です。

両方ともシワなくばっちりですね。

今回の工事は「あいらんど工房様」からご紹介いただきました。

このテントのデザインもあいらんど工房様がてがけてくれて、今回は弊社で生地を製作できなかったですが、支給していただいた生地もサイズ感がばっちりで、タッグを組んで無事工事がきれいに完了できたことが嬉しかったです。

また今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 

お見積りは無料です。

相見積もりでもかまいません。

弊社ではテントの骨組みの製作加工・生地の縫製加工・施工設置・アフターメンテナンスまで一貫して行っております。

なので外注することがありませんので、他業者様より確実にお安くできる自信があります。

お電話一本で現地にて採寸・打合せをさせていただきますので、ご遠慮なくご連絡ください。

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