柏原市にある「戸川金属様」の屋外の大型新設テント工事をさせていただきました。

戸川金属様は金属の加工会社をされており、金属製の商品を製造して出荷される事業をされております。

そのため商品を運搬するトラックも大きくトラックの出入りが多いため、要望としましてはトラックから荷物を積み下ろしたり積み入れたりする際に、雨の日はいつも商品がむれてしまうので、濡れないようにしたい。

そしてトラックのウィングを最大に上げた時に、テントに当たらない高さで私有地の道幅いっぱいにテントを設置してほしいとのことでした。

今回の工事の流れとしましては

①金物の設置する部分の足元に基礎をいれてある程度の骨組みの墨出しをしていく。

②基礎が固まったら、新しく作った金物を設置していく。

③金物が設置できたら生地を展張していく。

④生地が展張できたら、水勾配の下がっている部分に大型のトユを設置する。

とゆう流れで工事をさせていただきました。

こちらが設置予定場所の位置になります。

ここからどうゆう金物を設置していくかお客様としっかり相談しながら、お客様の要望を生かした設計でテントを作っていきましょう!

①骨組みの出来上がってくるまでに、基礎を設置していきましょう。

ある程度の墨出しをして、金物を置く場所を設定していきます。

現状はアスファルトになっていたので、アスファルトでは大きな金物の重力に耐えれないので、アスファルト削ってそこにセメントを流し込み、しっかりと重さに耐えれる基礎を設置していきました。

金物を設置する際に、少々ずれても可能なように、基礎の部分の面積を少し広いめにさせていただきました。

②新しい金物を設置していきましょう。

設置途中写真

今回はバケット車の13mを使用しました。

まずは角柱を設置して、徐々にトラスを組んでいきます。

角柱にボルトで固定をしていくのですが、トラスを上で吊って落ちないようにしてあげてある程度固定をします。

金物を設置する際にバケット車で金物を吊り上げるので高さもありますし、重さもあるので慎重に設置していきます。

奥側のテントの骨組みにボルトを固定する用のプレートがなかったので、現場にてプレートを既存の柱に溶接をして、そこにトラスを組んでいきました。

同じ要領で、バケット車でトラスを吊って、角柱にボルトを通してトラスと角柱をどんどん固定していきます。

外側の大きな金物が組めたら、中桟パイプをボルトで固めていきます。

骨組みがある程度組めたら、最後に天井部分にタッセルバンドを設置します。

これを設置することにより、左右への揺れをしっかりと固定してくれるので、強風で金物が揺れたりすることはなくなります。

③骨組みが完成したので生地を展張していきましょう。

こちらが天井からの写真です。

既存のテントと新しいテントの生地をドッキングして、新しいテントの隙間から雨が入ってこないように生地を溶着します。

せっかく新しくテントを設置したのに、生地と生地の隙間から雨が入ってきてしまっては意味がないですからね・・・

そしてついでに隣に設置してあった開閉式のテントの生地の加工もさせていただきました。

開閉式のテントのワイヤーが経年劣化で垂れさがってきており、ワイヤーの交換もできたのですが、既存のテントの隙間を、別生地のたれ生地でかぶせてあげるだけで、雨が入ってこなくなるので、天井に乗ったついでにたれ生地も設置させていただきました。

生地がしっかりと展張できました。

生地は屋外用でよく使われるテイジンの「ハリケーン」とゆう生地を使用しております。

生地の色もライトアイボリーなので、暗くならなくて外の光も入ってくるのでい明るいイメージのテントになっていますね。

この生地は屋外の倉庫テントなどでよく使われる生地で、生地の厚みもあり耐久もよく、表面もコーティングがあるので水はじきもしてくれて、汚れにも強い素材となっております。

10年以上この生地がもってくれたらいいですね。

④では正面にトユを設置していきましょう。

手前に勾配をとっているので、手前にトユを設置していきます。

天井の生地に勾配がなかったら、雨が降った時に天井に雨がたまってしまって、天井の生地が伸びてきて、そこが劣化となり破れてしまいます。

それを防ぐために勾配をとってあげて雨水が流れていってくれるように設置させていただきました。

今回は大型のトユになるので、規格品で大型の鉄のトユもあるのですが、金額がかなり上がってきてしまうので、弊社でアルミ複合板を加工して自作させていただきました。

鉄の素材だといつか錆びてしまう心配もあり、金額も高くなってしまいます。

アルミ複合板は腐ることもなく価格も安くて、自在に加工ができるので、今回はアルミ複合板でのトユ設置とゆうことになりました。

トユを受ける金物はアングルを加工してトユ受けを製作しました。

水勾配も向かって左側から右側に流れていくように少し傾けてあります。

そして流れてきた水は、左側の角柱の縦トユを通って落ちていくようにしてあり、その雨水は外に流れている川に流れていくようにさせていただきました。

今回は大きな金物を設置することができましたし、大きなテントも自社で製作できて、よかったです。

久々におおきなテントを新設できて楽しかったですし、生地も金物もドンピシャで合ってくれましたし、気持ちの良い仕事をすることができました。

毎回こんな現場だったらいいですね。笑

ありがとうございました。

 

お見積りは無料です。

相見積もりでもかまいませんので、お相手様よりお安くご提供できるようにいたしますので、ぜひ一度ご連絡ください。

弊社では骨組みから生地の縫製加工・取付まで一貫してできますので、他業者様よりお安くできる自信があります。

お電話一本で現地にて打合せの・採寸させていただきますので、ご遠慮なくご連絡ください。

 

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