今回の工事はいつもご紹介していただいている「おおつか工芸様」からご依頼いただき、既存のオーニングテントを撤去した後に、新設のテントを設置する工事となりました。

今回の工事の流れとしましては、

①新しい骨組みを設置していく。

②生地を展張する。

とゆう単純な作業でした。

今回も順調にテントが設置できるのでしょうか?

こちらが取付する場所の写真です。

元々オーニングが設置されていたので、何か所かコーキングで穴をふさいでありますね。

①では新しい固定のテントの骨組み設置していきましょう。

まずは右側から順に骨組みを設置していきます。

重量もあるので落とさないように慎重に設置していきましょう。

骨組みの大きさが約7mあったので、一体物にしてあげるには力がなかったので、分割の骨組みにしております。

右側から骨組みをセットして左側部分の骨組みを右側にはめ込んで、骨組みを固定していきました。

こちらが骨組みが組めた状態です。

骨組みも真ん中で2か所、控えパイプで重量を受けているので、しっかりと固定できております。

②では新しい生地を展張していきましょう。

まずは壁側から生地を固定していきます。

生地をどんどん広げて生地を張っていきましょう。

生地をしっかりとロープで引っ張ってあげて、シワをとりながらきれいに展張していきました。

シワなく生地が張れたら最後に雨終い(コーキング)をします。

コーキングの仕上がりも生地にコーキングがついたり壁についたりしないように、慎重にマスキングテープを貼ってきれいにコーキングを打っていきます。

コーキングの様子です。

コーキングを打つ際にはマント部分(生地を固定するピンのような物)もしっかりコーキングを打ちます。

この部分は唯一生地に穴が空いてる部分になっているので、コーキングが甘いとここから水漏れが起こる原因になります。

それと生地を縫製している部分の糸目にもコーキングを乗せてあげます。

年数がたつにつれて、この糸もむき出しの状態では劣化してきて生地がほつれてきますので、コーキングでコーティングしてあげることによって、糸目の寿命が延びるのでここも忘れずにしています。

工事完了写真

花屋さんのテントなのでオレンジ色の生地はすごく目立っているしきれいですね。

生地もシワなく張れたので安心しました。

自社で骨組みを製作加工し、生地も自社で製作加工できるので、よりきれいに仕上がることが可能となっています。

お客様も喜んでいただけてよかったです。

 

 

今回使用した生地はテイジンの「テトロン」と言われる生地です。

1962年の発売以来、半世紀以上にもよるヒット商品となっているようです。

生地の素材はポリエステル100%+塩化ビニル。

認定番号はFー52008

表面処理には「フッ素樹脂加工」がされています。

そのため、耐候性・耐擦過性に優れており、丈夫で汚れに強い表面加工となっています。

生地の規格サイズは横幅940mm×長さ50m 厚みは0.38mmです。

色のバリエーションも豊富なので、お客様のニーズに合った色を提供できる商品です。

この生地の特長としては、見た目では艶のあるオーソドックスな生地となっています。

 

 

その他には「ニューパスティー」と言われる商品もあります。

こちらの商品は耐久性に優れたPVC製の布目調素材となっています。

シボがあるのでロールオーニングの開閉がスムーズで使いやすい商品です。

生地の素材は「テトロン」と同じくポリエステル100%+塩化ビニルです。

認定番号はFー58017。

表面処理も「テトロン」と同じくフッ素樹脂コート加工がされているので、丈夫で汚れがつきにくく、耐候性・耐擦過性に優れた商品です。

生地の規格サイズは、横幅940mm 長さ50m 厚み0.44mmです。

テトロンと比べてみると厚みが少しあります。

この生地の特長としては、生地の素材はテトロンと同じではありますが、テトロンよりは厚みがあり、見た目はツヤがなく、近くでみると糸目のような表面になっています。

 

この他には「シャガール」と言われる商品もあります。

圧着繊維を仕様した、色あせしにくく美しい色が長続きするコットンタイプの生地です。

店舗・住宅にも、高級感あふれるオシャレな空間を演出してくれます。初期耐水性度は1000mmを実現しています。

生地の素材は再生ポリエステル。

認定番号はFー31268。

表面処理は撥水加工をしています。

生地の規格サイズは横幅1200mm 長さ50m 厚み0.5mm

テトロン・シャガールに比べると一番厚みのある生地となっています。

この生地の特長としては、テトロンとニューパスティーとは違って、生地の素材がコットンタイプなので、見た目と手触りでは布のような感じになっています。

長期の屋外での使用となると、雨や汚れに少し弱いので汚れがつきやすいので、屋内での装飾テントとしての活用が多いかと思われます。

生地の種類もここで紹介した以上にまだまだありますので、またご紹介させていただきたいと思います。

ありがとうございました。

 

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